とゲーテはその『イタリア紀行』の扉に記した。
暗くそして昏いドイツからアルプスをこえてイタリアへ旅した者は、みなこのゲーテと同じ感想をもつのだ。
しかし初夏から初秋にかけての、つまり夏時間帯のころのドイツは、それでもここもまたアルカディアであると思わせる日々なのである。
しかしそれはそうなのだが、しかし年によっては氷雨の降り続く冷たい夏もあるのであって、それは開高健の『夏の闇』がうまく描写しているのを、実際ドイツで暮らしてみて実感したのだった。
だから夏は避暑ならぬ避寒の時期で、そろって地中海地方へ逃避する者も多い。わが家では今年の夏は地中海を越えてカナリア諸島へ赴く計画なのであります、むふふ♪
アルカディアって、ハーロック的な漫画でしか知らなかったのですがw
返信削除WikiPeで調べてみたら理想郷って意味と
実際に存在するギリシャの地名の事のようですね。
写真に写るは、まさに理想郷のような景色。
酸素いっぱいで光合成しまくれそうな場所ですね。
気持ちよさそう~
フォットンさん、
返信削除ゲーテの『イタリア紀行』はドイツ人必読の慰めの書なんですww
アルカディアは<桃源郷>という語感に近いでしょうかね。大陸湖南省には桃源という地名の村があるところまで似ています。♪