2009年7月4日土曜日

ヨーロッパを解く鍵




気温30℃の真夏日でも木陰は涼しいのが助かる。ずっと木陰にいると肌寒いほどだ。しかし日向にでるとまたすぐに猛暑。これがまあドイツの夏である。

ここはさる中級規模の都市であるが、ショッピング通りのすぐわきにマロニエの並木にはさまれた運河があってフランス風でもありオランダ風でもある。




ヨーロッパの都市はいずこも地域性という色合いをもつものが多い。ここもかってナポレオンに占領された歴史をもつからフランスが影を落としている。またオランダにも近い。オランダからの買い物客も多く見られる。

現地の言葉もオランダ語とドイツ語の橋渡しをしているようだ。オランダ語では「G」を「h」に発音するが、ここで「j」と発音する。最初はとまどったがけっきょく慣れた。また「das」を「 dat」と訛るのはもう英語に近づいている。

欧州は国分けで見ても何も見えてこない。地域性がヨーロッパを理解する鍵なのだ。



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4 件のコメント:

  1. >欧州は国分けで見ても何も見えてこない。地域性がヨーロッパを理解する鍵なのだ。

     欧米と日本との国家感の違いの根本がこれではないかと思います。
     地続きの地域を人工的に分けた国家と、絶海の孤島だった国との国家感はどうしても違ってきます。

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  2. 御無沙汰でございます。
    SIGMA DP1に行ったのですね。
    ブレッソンにもあったような構図ですね。
    お洒落ですね!!

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  3. よもさま、
    さらにシナの国家感<天下>をつき合わせて考えれば日本の直面する問題がより明確になりますね。

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  4. ライカ導師、お疲れ様です。
    あまりに廉価だったのでつい♪
    DP1はM8同等のレヴェルかもしれません♪

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